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ズワイガニ(加能ガニ)なるほど8選
 

ズワイガニ(加能ガニ)ズワイガニ(加能ガニ)と呼んでください。
ひとたび冬の能登へ足を踏み入れたならば、何はともあれ美味しい蟹は外せない。そんな人はズワイガニ(加能ガニ)と、ただ一言いってください。たっぷりの身が付いた甘くて美味しいプリプリのカニがやって来ます。能登ではズワイガニ(加能ガニ)と言いますが、これ、山陰では松葉蟹、福井では越前蟹と呼ばれています。蟹漁の解禁(ズワイガニ(加能ガニ))は11月6日から3月20での4ヶ月半。この季節を外したら、美味しい蟹にはありつけませんのでご注意を。

誰でもできるカニさばき。
ズワイガニ(加能ガニ)を楽々さばけば、家族の人気も独り占めできるはず。まずはカニを裏向きにして前掛けを取り、その付け根から親指を甲羅にかけて一気にはがせば、内臓が露わになります。器代わりに甲羅を使って、盛りつけましょう。一対のハサミと四対の脚は出刃包丁で根本から切り離します。胴は厚みを包丁で真っ二つに開き、ハサミと脚は関節から割り、白い面を上にして殻をそげば、あとは最後の仕上げを待つばかり。焼こうと茹でようとお好きなように、ズワイガニ(加能ガニ)が美味しいのに変わりませんから。
カニを旨いのひと言でかたづけないでください。
カニの果肉には豊富なタウリンが含まれている、これ常識。肝臓に効くタウリンがあるっていうことは、つまり地酒もたくさん飲めるって言うこと。甲羅に含まれるキチンやキトサンは血中のコレステロールの上昇を抑えて、アレルギーなどの体質改善・抗菌作用も注目を集めています。赤色を作っているアスタキサチンには、噂の抗酸化作用がある。でしょ、だから旨いだけで片付けちゃだめだってば。気持ちはわかりますけど。
香箱蟹も忘れないで。
見た目にも実に立派なズワイガニ(加能ガニ)とみんなは言うけれど、香箱蟹だって負けちゃあいません。確かに身は小さくて食べるところは少ないものの、美味しさは絶品なのです。ホントの魅力は甲羅の内側にある未成熟卵の内子と腹に抱えた卵の外子。酢醤油につけて食べるのが一般的です。香箱蟹の殆どが地元で消費されてしまうため、他ではなかなか食べられません。手頃な値段、盛りつけのデザインとその名前が旅の想い出として刻まれます。
カニズワイガニ(加能ガニ)の意味でも知っとく。
「ズワイガニ(加能ガニ)、ズワイガニ(加能ガニ)って、気安いのよ。ちゃんとその意味わかってるの」などと言われることは無いでしょうが、うんちくの1つとしてお聞きください。実はズワイガニ(加能ガニ)のズワイとは『楚(すわえ)』が訛ったものなのです。楚とは細い木の枝のことであり、つまりズワイガニ(加能ガニ)とは小枝ガニのことだったのです。スラッとした長い足と、茶がかった色。まさに見た目通りのネーミングだったんですね。
ズワイガニ(加能ガニ)は何処にいる。
ほぼ日本海の全域で収穫されるズワイガニ(加能ガニ)ですが、一体どんなところに棲んでいるのでしょう。その答えは、水深200〜400メートル、水温0℃〜3℃の深海です。光の届かない冷たく深い海の底。おお、まさに天然の冷蔵庫とも言えるところで、ヒトデや小エビを食べながら、どんどん美味しく育っていくのですね。親ガニに育つまで7〜8年。十数回の脱皮を繰り返して大きくなっていくのですね。
悪党どもよ覚悟しろ、いざ横行君子参上
カニの別名は「横行君子」。いや何ということはない、ただ横に歩くというだけのことですよ。カニの脚は、体と直角に曲がる節でできています。人間の膝を真横に開いた感じです。そう、がに股歩きと言うでしょう。あんな感じ。だから真横に歩くのがカニにとっては普通のことなのです。レコード盤に乗せてグルグル回すと、縦方向に進み出すというのはどうやら本当らしい。あくまでも‘らしい’ですから。
カニと言えば泡。というわけで泡のおはなし。
カニは海中で暮らす生き物です。知ってました?浜辺では暮らせないんです。彼らは新鮮な水から酸素をとって生きています。これを呼吸と言います。そんな彼らが長時間陸にいたらどうなるか。つまりは新鮮な水を失うのです。息できないんです。とそんな時、泡を吹きます。泡を吹いて空気中の酸素を溶かして呼吸をするのです。自分の危機的状況にビックリしたから泡を吹いたなんて思うのは、創造力が豊かすぎです。