見るだけの観光ではなく、ふれあいを大切に。 |
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気づかなかった『能登』を再発見して下さい!! |
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癒しの演出家 |
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もてなしの心に徹する |
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和紙にこめる生の息吹 能登仁行和紙/遠見 京美さん ![]() 紙漉きの枝は、義父の周作さんを手伝う中から吸収した。周作さんは、画仙紙に飽き足らず、杉の皮やクマ笹などを漉きこんだ野性的な民芸紙に挑み、名を馳せた人である。 その伝統を継いだ遠見さんは、工房の周りに咲く草や花を紙に散らした。むやみに着色や脱色をせず、自然を和紙の中に表現したいと思った。 手に取ると、えも言われずあったかい。“野集紙”は、そんな紙である。 遠見さんは、楮やガンピのほかに、ミョウガやカヤを原料に使った紙も漉く。 この和紙は、遠見さんだけのもの。野集紙と共通するのは、植物がうちに秘めるエネルギーを引き出していることだ。 「子どもの頃、時を忘れた水遊びのつもりで」。 初心者には手を取って親切に教える遠見さんに、作家然とした気取りなどみじんもない。 お問い合わせ:能登仁行和紙 石川県輪島市三井町仁行(TEL:0768-26-1566) |
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にじむ自然体の生き方 川城農園/川城 繁さん 肉厚のうまいシイタケは、太いしっかりとしたほだ木を揺りかごに、里山の木漏れ日と雨や霧を受けて育つ。健康を養うための恵みの食だからこそ、川城さんはこつこつと仕事を続ける。 山に入ってコナラやシデを伐り、葉枯らしをした後、一本一本運んでほだ木をつくる。風止め用の黒いネットも張る。どれも重労働だ。 川城農園のシイタケは、決して偶然の産物ではない。だが、川城さんは、「『おいしかった』のひと言で満足なんや」と控えめだった。 収穫は十二月から四月末まで。通年、食べられるよう干しシイタケにし、初春にシイタケ菌を植え、手のすく夏にはラベンダー、秋はまた、ほだ木をつくる。
春の精が詰まった山菜の栽培にも力を入れている。 去年、伐った木のわきには新芽が吹き、山は自然の力で再生されるそうだ。自然とともに生きる豊かさを、川城さんから教えられた気がする。お問い合わせ:川城農園 石川県珠洲市高野町24-29(TEL:0768-87-8856) |
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ときめく色との出会い 鳳染家/本間 豊子さん 都会では味わえない贅沢とはこのことだろう。星降る夜空。あふれる緑。滋味豊かな食。そして、晴れれば畑仕事、雨の日は創作や読書で過ごす。![]() 本間さんは、「夫婦の老後は理想の地で」と千葉から移り住んできた。ネクタイ作りや染織を学んだ経験を生かして、染めと手織りを本格的に始めた。 寂しさは感じない。こっちでできた友人や地元民とのつき合いが楽しいからだという。 草木染めは、同じ野草や樹皮、根を使っても、季節や天候で微妙に色合いが違う。思いもかけない美しい色に出会うこともある。そのときめきで、創作の意欲は尽きない。 そんな自然の不思議や面白さを多くの人に伝えたいと、本間さんは思う。だから、手間ひまがかかっても体験の希望者を受け入れる。 ちなみに肩書の鳳染家は、花のホウセンカと門前町のある「鳳至郡で染める家」を洒落たもの。遊び心を失わない青春の人だ。 お問い合わせ:鳳染屋 石川県門前町大生まんだら村ろ16(TEL:0768-42-2425) |
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旬の味をとことん追求 能登そば『夢一輪館』/高市 範幸さん 挑戦をやめない男である。役場職員時代、新たな特産品として村にブルーベリーを定着させ、やがて地域おこしの夢を一軒のそば屋に託して独立した。やや細切りのそばは、素朴で真っ正直な高市さんの人柄そのものだ。 いまは、人工栽培でないキノコ山を仲間たちとつくっている。 地元でもお目にかかれないマイタケやシメジ、クリタケ、ムキタケなど、バラエティー豊かなキノコが、夢一輪館の秋をにぎわす。
それらを食べるもよし、採るもよし。もちろん、春は山菜、夏はブルーベリー摘みができる。それだけではない。能登のどこにどんなうまいものがあるか、旬の味を知り尽くしている。浅薄なグルメ情報誌とは全く次元が違うのだ。いやはや本当に能登は奥深い。味も人も、風土も。 お問い合わせ:能登そば「夢一輪館」・能登きのこの山 石川県柳田村当目28-1(TEL:0768-76-1552) |
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